一般社団法人 シニアパートナーズ

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代表理事ご挨拶

シニアパートナーズという名前に込めた願い

一般社団法人シニアパートナーズは2013年(平成25年)7月に設立されてから、無事に8周年を迎えることが出来ました。これまで出会い、支えてきてくれた皆様に心から感謝を申し上げます。

思い返しますと設立当初は、全国的にも成年後見人等を受任している法人がほとんどなかったにもかかわらず、県市町福祉課・地域包括支援センター・社会福祉協議会・福祉事業所職員の皆様に、設立したばかりのシニアパートナーズを信用し、頼っていただけたことがきっかけとなり、これまでの実績につながり、そして社会に広く貢献することができたのだと確信しております。誠にありがとうございました。

おかげさまで仙台(仙台・大河原・石巻)・秋田(大館)家庭裁判所管内での法定後見受任件数は61件、宮城・秋田・福島県での任意後見契約数は124件となりました。

一見、多くの方々を支えてきたかのように思われますが、実は逆なのです。私たちは多くの方々に教えられ、たまには叱られ、共に泣き笑いながら支えられてきたのです。そして、そういった家族のような関係を築きながら、多くの皆様の最期を看取り、旅立ちのお手伝いをさせていただきました。これらすべての経験は、私たちシニアパートナーズを成長させてくれた大切な宝物です。

「嬉しい・楽しい」「辛い・悲しい」ばかりではない、そこにはその人の大切な「生活」があり、その積み重ねこそが「生涯」です。そして、お一人お一人の生涯の幕引きと、気持ちや想いを遺された方に「繋ぐ」ことを託されてきたのが、今日のシニアパートナーズです。

「シニアパートナーズ」という名前に込めた願い。それは、シニア(人生の先輩)である方々のパートナー(寄り添う)となって、お互いに信頼し合い、共に歩んでいくというものです。

私たちは、いつまでも名前に込めた願い通りの活動をしてまいることをここに、お約束いたします。

「共に寄り添い、つながっている安心を」

大切な将来に不安や悩みを感じたら、気軽に私たちにお話してみてください。
ほんの少しでも、前向きになることが出来たなら、それが私たちシニアパートナーズとの「縁(えにし)」の始まりです。

令和3年10月吉日

一般社団法人シニアパートナーズ
 代表理事

法人ロゴマークについて

シニアの「S」とパートナーの「P」をモチーフにしたシンボルマークです。二つの文字が大樹となり、支えあっていることで、信頼と協力を表現しています。

又、それを力強い健康的な「葉」6枚と、生まれたばかりの「若葉」が6枚、合わせて12枚が親子のように覆っています。

これは過去・現在から未来へと受け継がれる生命を表しており、私(代表理事・鈴木)の僧侶としての師匠である亡き、髙橋圓明上人がシイの木の落ち葉と若葉をみて仰ったことを表現しました。「自分や誰もが、このシイの木の葉と同じように、次なる生命(いのち)の肥やしとなるよう生きられたら、すばらしい世の中になるのだよ」私の記憶に深く刻まれている、言の葉です。